全国私立幼稚園連合会

保育者としての資質向上研修

全千葉県私立幼稚園連合会 教育研究委員会

A:子どもの人権

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
子どもの人権 A1-I:子どもと人権教育
  • さまざまな子どもへの対応の仕方
  • ノーマライゼーション
  • 子どもの人権を知る
A1-II:子どもと人権教育
  • さまざまな子どもへの対応、人種、職業等「違いの扱い方」
  • ノーマライゼーション
  • 子どもの人権を護る
A1-III:子どもと人権教育
  • 人権教育論
  • 子どもの人権を守る
  • 少年法
  • 児童憲章の理解
  • ノーマライゼーション
子どもの
健康と安全
A2-I:幼児の健康管理(健康チェック)
  • 視診、触診
  • 家庭との連絡(子どもの既往症、持病、アレルギーの把握、配慮)
  • 身体測定、健康記録
  • 健康衛生指導
A2-II:幼児の健康管理(健康管理実践)
  • 食育(栄養管理)
  • 園医等との連携
  • 救急法(ケガの対処)
  • 保護者への健康・栄養指導
  • 家庭への生活習慣指導
A2-III:幼児の健康管理(健康衛生対処法)
  • 伝染病の対処
  • 施設の衛生管理
  • 薬品管理
  • 幼児の生活環境に対する分析と提言
A3-I:子どもの安全
  • 救急法(ケガ、人工呼吸など)
  • 安全指導、安全管理
  • 自園の安全管理マニュアルの理解と確認
  • 危機管理、危険予知(遊具・園庭・園外保育)
A3-II:子どもの安全
  • 小児保健(疾病含む)と校医との連携
  • 剛再管理、安全管理(遊具施設、設備)
  • 後輩への安全指導
A3-III:子どもの安全
  • 健康管理
  • 責任者論
  • 防災計画・訓練(マニュアル)の企画・立案・実施

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B:望ましい教師像

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
教師の役割 B1-I:望ましい教師の姿
  • 心構え
    一般社会人としてのルール・マナーの理解
    幼稚園教師としてのルール・マナーの理解
  • 社会から期待される教師であることの認識と自覚
B1-II:望ましい教師の姿
  • 先輩としての心構え
    モデルとしての動き、見通しへの助言
    学年としてのチームワークのあり方
  • 後輩教師への共感的理解
  • 幼稚園の教育史の理解
B1-III:望ましい教師の姿
  • 保護者のアドバイザー及び指導
  • カウンセリングマインドに基づいた対応
  • 行事企画等の作成と運営と改善
B2-I:クラスと園の運営
  • 教育要領の理解
  • 自園の教育目標の理解
  • クラス担任の仕事の理解
B2-II:クラスと園の運営
  • 教育目標の伝達、説明法
  • クラスを超えた保育の計画と実戦
  • 異年齢集団の指導法の研究
  • 社会、保護者への説明
  • 年齢を見通したクラス運営
B2-III:クラスと園の運営
  • 教育目標の継承と発展
    教育目標到達度の評価
    継承と発展のための努力事項の見直し
B3-I:教員の職務と研修
  • 園務分掌(事務)の組織の理解
  • 自己の分掌役割の自覚
  • 服務、就業規則の理解と遵守
    事務、物品、教材管理への責任
B3-II:教員の職務と研修
  • 教育実務
    年間行事の把握と理解
    クラスへの園行事展開計画
    学年(縦割り)の実践研究
  • 施設、備品(教材)の点検
B3-III:教員の職務と研修
  • マネージメントへの理解
  • 教育法規の理解
    教育基本法、学校教育法、児童福祉法(総則)
B4-I:指導要録の記載 B4-II:指導要録の活用 B4-III:指導要録の管理
B5 :個人情報の取扱い・プライバシーポリシーの作成

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C:教育理論

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
子どもの
発達理論
C1-I:発達理論(基本編)
  • 2・3・4・5歳児の育ち
    社会性の育ち、身体能力の育ち、知的育ち、ことばの育ち
C1-II:発達理論
(生まれてから小学校入学まで)
  • 0~6才までの育ち
    道徳性の育ち、自我・自己主張などの心の育ち、社会性の育ち
C1-III:発達理論
(乳幼児期と児童期、思春期以降の関係性)
  • 思想、さまざまな発達論と現代の保育
  • 乳幼児期と児童期、思春期以降の関係性の学び
C2:さまざまな思想・発達論と現代の保育(フレーベル、ペスタロッチ、ルソー、倉橋惣三、及川平治、橋詰良一、ピアジェ、ヴィゴツキー、エリクソン、ワロン)
保育実戦論 C3-I:保育実践論
  • 自由保育と一斉保育とは
  • 個と集団の理解
    3歳児の学級運営
    4歳児の学級運営
    5歳児の学級運営
  • 環境構成論
C3-II:保育実践論
  • 子どもの関係性を促す学級経営
  • 様々な保育の形態と視点1
    縦割り、横割り、斜め割り
    ティーム保育
    預かり保育
    満3歳児保育
C3-III:保育実践論
  • 子どもの関係性を促す学級経営論
  • さまざまな保育の形態と視点2
    子ども同士の関係性の中での遊びと学び(協同的な遊びと学び)
    満3歳児保育と4年保育
  • 諸外国の保育の方法

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D:幼児理解

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
子どもの育ちと記録のとり方 D1-I:発達の理解(事例研究)
  • ケンカ、母子分離
    一人遊び」~協同遊び、集団遊び、ごっこ遊び
D1-II:発達の理解(事例研究)
  • 協同的学び
  • 異年齢交流
  • 保育指針の理解
D1-III:発達の理解(事例研究)
  • 遊び理論の確立(園のリーダーとして)
  • 学童期の発達の姿
D2-I:育ちの記録(取る)
  • 個人記録
  • 保育日誌
D2-II:育ちの記録(利用する)
  • 日誌からエピソードへ
  • 保護者への伝達(家庭への生活指導)
  • 他の保護者への伝達、情報の共有
  • 集団の記録
D2-III:育ちの記録(生かす)
  • 園内研修(ケース会議)
  • 園内研修へのリード
  • 保育へのフィードバック
  • 保育理論の構成
  • 自園の保育の構成
特別支援教育
(含広汎性発達障がい)
D3-I:障がい児保育理解
  • 障がいの基礎知識
  • 障がい児の保育の実戦基礎
D3-II:障がい児保育実践
  • 専門機関、家庭との連携と保育計画
D3-III:障がい児保育支援
  • 小学校との連携
  • 保護者支援
  • 園内バリアフリー構想
D4:障がい理解教育

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E:保育の計画と実践

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
教育要領と指導計画 E1-I:保育現場を踏まえた5領域
  • 教育要領の理解
  • 領域【健、環、言、表、人】(ねらい、内容の理解)
E1-II:保育現場を踏まえた5領域
  • 領域(相互の関連)
  • 実践編(計画作成含む)
E1-III:保育現場を踏まえた5領域
  • 自園の実戦の評価と提言(ねらい、内容の達成)
E2-I:教育課程と指導計画の理解
  • 教育課程(カリキュラム)と指導計画(プラン)の違い
  • 自園の教育課程の理解
E2-II:自園の教育課程を元にした指導計画
  • カリキュラムと自分の計画のすり合わせ
  • 子どもの実態と教育課程のすり合わせ
E2-III:子どもの実態に基づいた教育課程の編成
  • 教育課程の構成の見直し
E3-I:指導計画・保育記録の理解と作成
  • 指導計画の理解(年間カリキュラムからの日案)
  • 指導計画の作成(月案、週案、日案)
  • 保育記録の理解
  • 記録の作成
  • 保育の構造、過程の理解
  • 計画→実戦→記録→評価→反省
E3-II:保育記録に基づいた評価と計画
  • 各種の記録の理解法
  • 記録の活用(保育の評価と幼児理解)
  • 長期の指導計画の作成(期、学期、年間)
  • 個人記録と集団の記録
  • 記録(エピソード)のカンファレンス
E3-III:園内のリーダーとしての計画・記録・評価の指導
  • 指導計画立案の指導
  • 記録の読み取りの指導
  • 評価方法の研究と指導
E4-I:領域「環境」と教師の環境構成
  • 自然、人間関係、遊びの発展
  • 室内(壁面、遊びのコーナー、季節感、作品展示、絵本、おもちゃ)
  • 室外(遊具、樹木、草花等)・飼育、栽培
E4-II:園全体の環境構成
  • 環境と幼児の活動の生まれ方
  • 環境による保育
  • 園内環境
E4-III:子どもの発達を見通した環境構成
  • 園外環境の調査と活用
  • 地域の文化資源、文化資本の発掘と活用
E5-I:基本的な保育技術の習得
  • 集団を引きつける技術(話し方、手遊び)
  • ことばかけ
  • 実技研修(運動遊び、集団遊び)
E5-II:場に応じた保育技術の生かし方
  • 保育技術の開発と研究
  • 材料の提示、間の取り方、的確なことばがけ
  • 個々の子どもに合わせた(微調整された)保育
  • 園全体、学年などの大きな集団の保育
E5-III:保育技術の確立と指導
  • 園内文化の継承と蓄積(ミッションとドキュメンテーション)
  • 保育技術の分析と評価
  • エキスパートとして後輩に保育技術の指導
E6-I:各種の教材理解
  • 興味や関心に応じて、発達に即して、ねらいに沿って、人間関係の広がりや深まりを視野に入れて
  • 造形遊び、表現遊び、音楽遊び、伝承遊び
E6-II:幼児の活動と教材
  • 幼児の活動と教材の関係の理解
  • 教材づくり(開発と研究)
E6-III:教材研究
  • 園内の教材プログラムづくり
    (絵本、紙芝居、童謡、お話、伝承遊びなど)
  • 教材観の構築
  • 園内文化の蓄積、継承、創造
自己点検・
自己評価と研修
E7-I:保育の振り返りと保育の公開
  • 自己の保育への気づき、反省、再確認
    園内研修、ビデオ研修
  • 保育参観のもち方
    保育参加、親子交流
E7-II:保育を伝える・学ぶ・広げる
  • 保育の公開場面での援助、フォロー、補足、支持的学び合いの風土の醸成
  • 他者の保育からの学び、評価
  • 自己の保育の伝達力育成
  • 小学校教育の理解
E7-III:保育の公開と交流
  • 公開保育の立案、実行、自己開示を可能にする場の醸成
  • 交流の成果のまとめと分析、実践化
  • 同僚性の醸成
  • 小学校、社会への幼児教育についての伝達
E8-I:自己点検と自己課題の発見
  • 各園独自の自己点検自己評価項目のチェック
  • 自己への気づき、反省
  • 自己課題の発見
E8-II:自己点検と学年・グループにおける保育の改善
  • 教師としての自分の再構築
  • 学年、グループにおける保育の改善の提案
E8-III:園としての保育の自己点検、評価、目標設定
  • 結果分析、評価、評価の観点
  • 園全体の改善のためのアクションプランの構築と推進
  • 第三者評価の研究
E9-I:保育のレベルアップを目指して
  • 初任者研修への参加
  • 自己の保育のモデル探し
E9-II:学び続ける保育者として保育リーダーとして
  • 実践主体者として研修課題を立案
  • 中堅研修への参加
  • 改善への積極的取り組み
  • 初任者へのアドバイス
E9-III:学び続ける保育者集団を目指して
  • 研修の立案、実践、評価、指導
  • 改善点を園長・設置者に提案
  • 保育アドバイザー的人材の育成
  • 外部アドバイザー的人材探し
  • 研修法の研究
  • 積極的な外部研修への参加
E10:日々の実践からの積極的な学びの姿勢

F:地域・家庭支援・教育相談

I 初 級 II 中 級 III 上級、主任、設置者、園長
保護者とのコミュニケーション F1-I:保護者とのコミュニケーション
  • 過程への連絡方法等の基礎
  • コミュニケーションのとり方
F1-II:保護者とのコミュニケーション
  • 文章表現を学ぶ
  • コミュニケーションの相互作用を知る
F1-III:保護者とのコミュニケーション
  • 園の方針等を明確に伝える技術
  • 園のアイデンティティを探る
  • 幼稚園運営における父母の会の活動のあり方
F2-I:保護者の気持ちの受け止め方
  • 親とのスムーズな関係づくり
  • 人間関係の認知と感情・態度
F2-II:保護者の気持ちの受け止め方
  • 親の気持ちの受け止めと理解
  • 保育における相談の特異性の理解
  • 過程援助論の理解
F2-III:保護者の気持ちの受け止め方
  • 実践的方法論の習得
  • 保育における相談の特異性を生かした相談の実践
  • 家庭援助論の理解と実践
家庭教育に於ける保護者支援 F3-I:家族の姿の現状を知る
  • 生育歴と生育環境への理解
  • その子の良さの発見
  • 家庭教育への理解
  • 現代社会での家族の特性
  • 虐待ネグレストの理解
F3-II:家族の姿の現状を知る
  • 親子支援の方法
  • 虐待ネグレストの理解と支援
F3-III:家族の姿の現状を知る
  • 親の勇気づけ
  • 共助システムの構築
  • 望ましい家族の姿の模索
  • 虐待ネグレストの理解と支援、関連機関との連携
F4-I:子どもへの接し方1
  • ほめ方、叱り方の指導援助の学び
F4-II:子どもへの接し方2
  • しつけ等の指導の実践
  • 子どもの育ちの肯定的とらえ方の指導
  • 子どもに対する共感的理解の指導
F4-III:子どもへの接し方3
  • カウンセリングマインドに沿った教育観の構築
地域との連携 F5-I:地域社会との交流を考える
  • 地域社会との交流の意義と実践
F5-II:地域社会との交流を考える
  • 地域社会との交流の具体的方法論
F5-III:地域社会との交流を考える
  • 地域活動家のために幼稚園が出来る活動とは
  • 地域社会の各種団体、関係機関との連携
  • 幼児教育センター構想の実現
F6-I:幼保小の連携1
  • 連携の必要性を考える
  • 保育観、教育観の理解
F6-II:幼保小の連携2
  • 連携の具体的方策
  • 子どもの学びや育ちの連続性を考える
  • 幼稚園の良さの発見
F6-III:幼保小の連携3
  • 幼稚園のアイデンティティの確率と発信
  • 連続性の視点のとらえ方
  • 子どもの学びや育ちの連続性を発信する